
独身女性なのに、左薬指に指輪をしているのを見ると「おや?」と、思わず聞きたくなるかもしれませんね。
けれどもストレートに聞くのは失礼だし「何か事情があるのかな」と色々と勘ぐってしまいます。
職場の同僚や先輩となると聞きづらい雰囲気があり、場合によっては失礼にあたるかもしれません。
けれども興味深々で、聞きたくなるのは人情だと思い、以前聞いてみたことがありました。(今、振り返れば自己中心的だったと反省💦)
今回は独身女性が左薬指に指輪をしている理由を7つあげてみました。
独身なのに指輪の位置が左薬指に!なぜ?
左薬指に指輪をしているというのは「結婚してますよ」との社会的なサインでもあります。
既婚者でも既婚者だと思われたくない(バレたくない)場合は、結婚指輪は外しますね。独身なのに指輪をしているケースを、それぞれ見てみます。
ファッションとして指輪好き。指輪の位置は気にしない
どの指につけようが、こだわりは全くなく、別に悪いことしているわけではないので、アクセサリーの一つでしかないとの気持ちがあるようです。
既婚者と思われても、思われなくても関係ない、と人目を気にしない潔さが感じられますね。
願掛け「恋人ができるおまじない」
左薬指に指輪をはめると願いが叶う、と風水では言われています。
風水的には恋愛に関する運気アップと、理想の恋人ができる願いが叶いやすくなるようですね。
指輪はローズ・クォーツ、ピンクトルマリンなどのピンク色の石にすると、効果ありとされています。
既婚者のふりをしている
周りから「結婚は?」「どうして結婚しないの?」とのプレッシャーがあり、聞かれるのも苦痛なので仕方なく指輪をしている方もいらっしゃるそうです。

個人的には「ご主人は?」と聞かれたときに「独身です」と答えるほうが嫌じゃないのかな? と思うんだけど……。

う~ん。価値観の問題だわ。ご本人にとってはベストな選択なのね。
左薬指の指輪で話にネタにして場を雰囲気をよくするため
何となく雰囲気は暗い職場(ハッキリ言ってごめんなさい)で、場を盛り上げるために「実はね、独身なんだけど将来結婚したいから、左薬指に指輪してるの。風水的に恋愛運アップっていうし」とピエロ役をされてる方もいるそうです。
ピエロ役をしている彼女にとっては、職場の雰囲気を盛り上げるための作戦のようですね。
結婚に対する劣等感
「同世代の人は、ほとんど結婚しているのに私だけしていない」と、悲観的になり劣等感が大きくなってしまうと、人によっては ” 取り残された感覚 ” に陥ってしまうこともあります。
そんな時にメンタルのバランスを取るため、左薬指に指輪をする場合があるようです。
周囲からは既婚者にみられるから
女性同士にありがちですが左薬指を不本意ながらもチェックしてしまう、という方もいらっしゃいます。おそらく結婚に対して無関心ではいられないのかもしれません。
あるいは「奥さん」と呼ばれたい、などの願望が隠れていることもあるでしょう。
「紹介してあげる」と言われるのが面倒
まだまだ結婚する気はないし、結婚に対して興味がもてない場合に「ねぇ、いい人いるんだけど会ってみない?」とお見合いを勧められるのが煩わしいとの理由で、言葉で断る代わりに左薬指に指輪をしていることもあるようです。

この場合「余計なお世話です」とハッキリ言えないわね。
エピソード
以前、個人的に経験したエピソードのお話しをします。
バイト先の同僚だった60代の独身女性、仮にAさんとします。
時々ですが左薬指にカルテェの三連リング指輪がキラリと光っていました。
「素敵だな」とチラ見をするだけで「確か独身でしたよね、彼氏からもらったんですか?」とは失礼なので聞けませんでした。
その代わりに「指輪、素敵ですね。私も欲しいな」と、不快感を与えないように無邪気なフリをして聞いてみました。
Aさんはニッコリ笑って
「私の(現在60代)の世代って独身だと偏見もたれちゃうの。だから 左薬指に指輪しているの。今どきの若い人とは違うのよ、アハハ!」と陽気に振舞っていました。
そして「これまで親の介護してたから疲れちゃったよ。誰かの世話はもういい。結婚は ”ご縁があれば ”って感じかな」と終始、明るく笑顔でした。
なるほど。
周りや世間の偏見から逃れたい一心だったんだ、と頷きました。
私の世代は「40代独身?ふ~ん、そうなんだ」と、これまでヘンな目で見られたことは一度もないので、時代のギャップって恐いな、と思いました。
さいごに
左薬指に指輪をしている方の事情は単なるファッションから世間の偏見という、やや重いことまで様々にあるようです。
個人的には ” おまじない ” というのは、いいかもしれないな、と思いました。
単なる「おまじない」でも楽しんだもの勝ち! です??
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございます。

それでは、また。

またね!