
不倫は辛いから「もう彼と会うのやめよう」と決心したけど、もとに戻ってしまう方へ。
彼との未来は期待できない。会いたいけど不倫の罪悪感もあるし、奥さんにいつバレるか分からない。
シンドイから彼に「もう会えない」とメールやLINE、ちゃんと話をしても寂しさのあまり戻ってしまう。
一度だけではなく何度も繰り替えし「くっついたり別れたり」の関係になってしまった時は、混乱した日々が続きます。
ここでは彼と「もう会うのやめよう」と決心しても、無理矢理に会うのをやめようとすると逆効果になるかもしれないことを、お伝えします。
不倫は意識と無意識がすれ違っている状態
「もう会うのやめよう」と決心しても心の一番奥にある感情である無意識では「会いたい、離れたくない」と思っている場合は、常に葛藤しています。
いざ別れを行動に移そうとすると、無意識が「おいおい本音は違うよ!」とストップをかけて別れられない方向に引っ張られてしまいます。
葛藤は常に引き裂かれた状態なので大変苦しい状態です。
人の意識は5%、無意識は95%とされています。
意識=頭で考えてること
無意識=心の一番奥にある感情
無意識は、その名のとおり普段は意識の底にあり正直にありのまま感じていても見てみぬフリをする場合があります。現代人は特に本音を抑えて意識だけで行動していると言っても過言ではありません。
たとえば仕事が代表的ですね。
本音では「こんな会社辞めてやる!」と思いつつ「イヤ、辞めたら生活に困るし再就職先も見つかるかどうか分からない。老後のこともあるし……」と意識ではエンドレスに考えてしまいます。
常に「意識と無意識」が戦っている状態ですから、何もしなくても疲れ切ってしまいます。
不倫で「もう会うのやめよう」と考えていても、無意識では「会いたい」と望んでいれば、いつも疲れ切った顔をしている女性の表情になっているかもしれません。
繰り返しますが無意識の力は95%で意識の割合よりも圧倒的に大きく強いです。
会うのをやめる決心しても、しばらくは無意識を抑えることができますが、彼からメールやLINEがくると断れず元にもどってしまうことは多々あります。
ここで問題なのは「私は意志が弱いから」と自分を責めてしまうことです。単純に無意識の力に引っ張られているだけなので過剰に責めたり自ら「罰」を与えないようにしたいものです。
会うのはやめようと思っても離れられない3つのパターン
不倫やめたい。でも離れられない葛藤は大変苦しいです。そこで大きく分けて3つのパターンを見てみます。
一人ぼっちになるのが嫌
彼と別れたら……と考えるだけで恐くなり、息苦しくなってしまうのは不倫に限らず、失恋した場合でもありますね。
心の中がポッカリ空いたようで自分を持て余し、寝ている時以外は彼のことを四六時中考えて落ち着かなくなってしまうのは寂しいより恐怖感が強い状態です。
恐怖感が強いと「彼を取り戻そう」と無意識が動きだします。不快なことから逃れようとするのは本能ですから仕方ないことです。
このような状態を心理学では「見捨てられ不安」と言われます。見捨てられ不安が強いと、息苦しさ、過呼吸などの体調が悪くなる場合もあります。
結婚できるかも!の期待
彼が「妻と別れる」と話している場合は、どうしても期待してしまいますね。自然な感情です。本当に妻と別れる意志があるかどうかを見極めるには
彼の行動に注目してみるといいです。
離婚の話を進めていて慰謝料などの問題を解決しようとしているのか、互いの実家は離婚のことを知っているのかどうか、聞いてみたほうがいいでしょう。
メールやLINEではなく会ったときに聞くのが効果的です。
会話の中で、はぐらかす、話を逸らされた、上手く丸め込まれた、など具体的な行動を何一つとして起こしていなそうだと思ったら、おそらく本気で別れる気はないかもしれません。
女性を引き止めるときに使われる常套句なことが多いです。
体が離れられない
体が離れられないケースは性欲ばかりではないです。「ギュと抱きしめられたい」「相手の温もりを感じていたい」と相手の存在を感じることで安心したいと望んでいるかもしれません。
けれど女性にも性欲はありますから男性を必要としている時があります。性欲というと恥ずかしいと思う女性はいますが、決して恥ずかしいことではありません。人の三大欲求の睡眠欲・食欲・性欲の一つなので健全です。
彼の優しさが不倫を断ち切れなくする
不倫の彼に優しくされると「奥さんより愛されているかも」と信じたくなります。けれど「いや、私より奥さんのほうが愛されてるから決して別れない」と、彼の優しさが別れを難しくしているかもしれません。
優しくないとモテない男性
女性にどんな男性を恋人にしたいですか? と聞かれた時に「優しい人」と答える方は、圧倒的に多いでしょう。
男性は優しくないとモテないですよね。いくら見た目がイケメンで金持ちでも。

はっきり言い過ぎかな……

小梅の偏見かもしれないわよ。世の中色んな人がいるからね。
結婚して不倫できる人は根が優しくマメな男性が多いです。時にはワガママを聞いてくれることもあるでしょう。
そうなると二人でいる時は居心地いいですね。居心地のよさと味わってしまうと、別れるのは難しくなる原因の一つでもあります。
巷では「男性はヤレるから女性に優しさというエサをまく」と言われることもありますが、下半身だけの関係ではなく(下品でごめんなさい)後ろめたさがあるからでしょうね。
寂しさや恐怖を感じたら癒しグッズが効果的
不倫の彼を断ち切ろうと思うと寂しさや恐怖感は、不倫をしている時より強く感じることがあるかもしれません。
そのような時は彼がいない寂しさや恐怖(見捨てられ不安)と向き合うためにセルフヒーリングがあります。
セルフヒーリングとは自分の心を癒すことです。
セルフヒーリングの種類は様々でヒーリング(癒し)グッズで寂しさや恐怖感を和らげる方法があります。一時的な気休めにすぎないかもしれませんが案外効果的です。
ヒーリング(癒し)グッズで使われるのは主にぬいぐるみです。ぬいぐるみに抵抗ある方は枕やクッションがいいですね。
ぬいぐるみをギュと抱きしめてみると、ポカポカ温かくなってきたり、涙がこぼれたりしてきます。また合わないと、ぬいぐるみを放り出したくなる方もいます。
ヒーリングに正解はないので、ご自身で加減してくださいね。
さいごに
- 諦めようと思うと余計にあきらめきれなくなる(逆効果)
- 会うのはやめようと思っても離れられない3つのパターン
- 彼の優しさが不倫を断ち切れなくする
以上お伝えしました。
不倫をしているときの「もう会うのやめよう」が上手くいかないのは意識と、本当は彼と一緒にいたい無意識が葛藤してるからですね。
彼と会わない、声も聴かない、メールもLINEもしないと強く決心しても意識と無意識の葛藤があると、ますます会いたくなってしまったら逆効果になるかもしれません。
決して無理をせず「今、彼に会いたいんだな」と、そっと心の中を見つめるだけでも落ち着いてくることがあります。
もしかしたら寂しさや悲しさに向き合うことになるかもしれません。
そんな時はご自身を労わってあげてください。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

それでは、また。
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